7月10日(金)5・6限目

希少種ヒメバイカモ を見る

  バイカモという水草がある。バイカモ、ヒルゼンバイカモ、イチョウバイカモ、ヒメバイカモ、チトセバイカモ、オオバイカモと6種あるうち、高津川にはヒメバイカモが存在する。中国地方ではここだけである。冷水に生育し、流れの速いところを好む。近年河川工事により生育地が減少している。この水草を守ることにどんな意味があるのだろうか。

裸足で入ると足が冷たい。こんなところに生えている。大水が出ると上流から流れてくる土砂に埋まってしまう。護岸工事により、水が直線的に流れるからだ。

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            生長は非常に早く、春先に少しだった株が

            夏にはでかくなる。

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            町内付近にも大株がある。

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このあたりは6月になるとホタルも舞い幻想的な光景が現れる。しかし、護岸は人を寄せ付けない構造となっている。滑って降りることができないのだ。 親水護岸の提案、ヨシ原の草刈りと公園化、ホタルの観察コースづくり、魚の産卵床づくり、いろいろと新しいことができそうなのだが。

  ひめ5