校長                       校長 勝部 千良

 日本一の高津川の源流の町であり、水とすむまち・吉賀町にある吉賀高校は、今年、創立75年目を迎えます。これまでにおよそ4,500名の卒業生を社会に送り出してきました。現在は、吉賀町内の3中学校(六日市・吉賀・柿木の各中学校)と連携型の中高一貫教育を行っています。 また、「しまね留学」による県外からの生徒募集も行っております。
 今春は35名の新入生(県内町外・県外出身の生徒11名、そのうち県外出身生7名)を迎え、2年生32名、3年生31名と合わせて98名の生徒で今年度をスタートしました。


 吉賀高校の校訓は、「至誠」 (まじめに)、「創造」 (あらたに)、「努力」 (ひたむきに)です。スクールデザインにも登場する合い言葉「小さな学校で、大きな夢を」を大切にしながら、自己成長できる学校を目指します。


 本校では、生徒のキャリア形成に資するため、保幼小中とつながる吉賀町サクラマスプロジェクトと連動し、様々な取り組みをしています。「アントレプレナーシップ教育」では校内のみならず吉賀町を学びのフィールドとして広い視野を身につけます。
 この教育は「起業家精神に学ぶ」という意味を込めて命名されました。主に1年生から2年生までの2年間と3年生の1学期の期間で、首都圏の大学生との協働研究を含めて、吉賀町の活性化に向けての調査・探究型活動を行ってます。また、これに加えて吉賀町教育委員会と連携したキャリアパスポートの実施も進めています。


 部活動においては、運動部、文化部の他に、全校生徒が所属する地域クラブがあるのが特徴です。地域クラブリーダーを中心として、その時々に可能な生徒が町内の催し物に参加して町全体の活性化に貢献しています。


 また、このような生徒一人ひとりの「学び」については、「アントレプレナーシップ教育成果発表会(1・2年生は2月、3年生は7月)」において、生徒全員が地域の方々にプレゼンをし、大学の先生(コメンテーター)から講評してもらって、さらに次に繋げていきます。


 生徒一人ひとりにいろいろな役割があり、活躍できる場面がいろいろと設定されています。それを生徒が経験することで、大きく成長していきます。


 次に、吉賀町から絶大な支援を受けていることも誇るべき本校の特徴です。
町内生徒のバス通学補助、部活動遠征等のための振興会バス利用、東京研修(今年度は1・2年生合同)等に補助をいただいています。
 また、町外・県外生の寄宿舎については、町営みなし寮として「サクラマス交流センター」に加えて、「よしかみらい交流センター」が新たに運営を開始しました。


 そして、公設塾「よしか塾NEXT」も多くの生徒が利用し、学力向上に努めています。


 吉賀高校(吉高<よしこう>)は、吉賀町とともに、地域に対する愛着、誇りを感じながら、地域、社会に貢献できる人材(財)を育成することを目指しています。