文化祭で予定していましたが台風の影響で延期となった芸術鑑賞会を、11月14日(木)におこないました。

 内容は、大蔵流善竹狂言会さんによる狂言で、鑑賞する前に狂言の成り立ちや発声、決まりごと、鑑賞する際のコツ(想像力を膨らませて観る)など、お話がありました。

 「柿山伏」、「仏師」の2演目を鑑賞し、ユーモアある場面では笑いが起こりました。

 後半は、各学年から2名ずつの代表者がステージに上がり、レクチャーを受けながら狂言の立ち方、構え、動作、発声を実際に体験しました。

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 代表者以外の生徒も一緒に、狂言の動きと発声を体験しました。

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 最後に、生徒会長 齋藤 琉晟さんが「初めて狂言を鑑賞したけれど、表情を見たり場面を想像することで楽しむことができました。こういった伝統文化に触れることの大切さを感じました。またこのような機会があったら見てみたいです。」と感想を述べ、大蔵流善竹狂言会さんに感謝を伝えました。

 

(生徒の感想)

  • 2つの狂言を鑑賞して、一つ一つの動きから場面展開が変わったり、笑いが起きるように動いておられて流石だなと感じました。体験でも、今後やることのないぐらい貴重な体験をすることができました。(1年生 鳥山蓮斗)
  • 今日初めて狂言を見て、音楽や楽器もないし背景もないので、演者さんの表現力と私達の想像力だけで成り立っていることを知って驚きました。ありがとうございました。(2年生 桑原翠)
  • 今日の狂言鑑賞はとても特別な体験でした。自分にとっては見たこともない芸術だったのでとてもワクワクした気持ちで狂言に向き合うことができました。この二時間を通して僕は昔ながらの文化と歴史を感じ、ずっと昔の笑いが今も受け継がれていると思うと他の文化にも触れる機会があれば触れるべきだと再確認しました。(2年生 中村夏貴)