先輩からのメッセージ(合格体験記)
泉友梨香さん 島根大学生物資源学部
自分と向き会うこと
私は島根大学に「へるん入試」で合格しました。へるん入試とは、言い換えると総合型選抜のことで、受験生の探究心と好奇心を重視しています。私は最初、島根に残るつもりはなく、近くの山口や広島に行こうと考えていました。しかし、3年次のアントレで地域の方とお話ししたときに、「若者が島根を、吉賀町を盛り上げてほしい」と言う声を聞き、島根に残ろうと思いました。その決意を胸に面接練習などに取り組みましたが、大学に入ってから具体的にやりたいことが自分自身曖昧で決めかねていました。そこで、多くの先生方に相談に乗ってもらい、卒業後のビジョンを明確にしていきました。
本番では、予想していなかったこともありましたが、これまでのアントレの発表などで身についた力を活かしてやりきりました。私にとっての受験は、自分の心と向き合うことでした。選択肢が多い時代だからこそ、自分はどの道が合っているのか、どういうことがしたいのかなど、本当にたくさん自分の心に問いかけました。その中で、私はアントレが進路の決定のきっかけでした。
まだ進路が決まっていない人も、すでに決まっている人も、ぜひ、これまでにないくらい自分の心と向き合ってみてください。