30日(木)、2年生を対象に「性に関する指導」を行いました。

 本校養護教諭の栗栖が教壇に立ち、「望まない妊娠を防ぐために」というテーマで、授業が展開されました。

 ”妊娠”。他人事のように思えますが、もし、自分あるいは交際相手が妊娠をしたらどんな気持ちになりますか?

 仮に産む・産まない(人工妊娠中絶をする)と決断する理由は何ですか?

 もちろん、当事者になってみないと分かりません。

 ただ、自分自身や大切な人を守るためにも、きちんとした性についての知識を持ち、望まない事態を未然に防いでいく必要があります。

 本時の学習はそれらを学ぶこの上ない機会となりました。はじめは重い内容だけあってグループ活動が進みませんでしたが、時間とともに口を開く生徒が増え、議論が深まったように思います。

 その際に、他者の意見を尊重し、真摯に受け止めている生徒たちの姿に感心しました。

 授業後の感想では、「産むか産まないかはとても難しい決断だと思う。命に関わることなので先を考えて行動したい」、「将来パートナーができたら、きちんとした判断で付き合っていきたい」などの感想が多く見受けられました。

 今日の授業を今後に生かしてほしいと切に願います。

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